限局性学習症(SLD)の診断と支援

知的には問題がないにもかかわらず、読み、書き、計算などの学習が著しく困難な場合に診断が付くことがあります。
学童期のお子さんの場合、決して怠けているわけではないのに努力が結果に結び付かず、自尊心の低下につながりやすいという問題があります。
学習意欲をすっかり失ってしまう前に、適切な支援につなげることが重要です。
具体的には、学校と相談し、タブレットやICレコーダーといった電子機器を活用する、苦手な分野の宿題量を減らすなど、個人の特性に応じて学習方法を工夫します。